出願・受験
小・中・高からインターに入る(途中編入ガイド)
0歳からでなくても、インターには途中から入れます。ただし「G8/9の壁」がある——編入しやすい学年、EALの考え方、高校からの特有の論点を各校公式ベースで整理。
📖 読了目安 約7分

2026年7月の各校公式サイト調査に基づく整理です。編入枠は空席次第で変わるため、必ず各校に直接確認してください。
編入しやすい学年・しにくい学年
| 学年帯 | 現実度 | 理由 |
|---|---|---|
| 幼稚園〜小2くらい | ◎ 英語ゼロでも可の学校あり | 適応が速く、英語力不問の学校が多い(Horizon・Aoba等) |
| 小3〜G8(中2相当) | ○ EAL枠があれば可 | 一定の英語基礎力+EAL枠の空きが条件 |
| G8/9(中2〜3) | ⚠️ ここが壁 | EALサポートの学年上限がこのあたりに集中 |
| G10〜12(高校) | △ 英語ができる子専用 | IGCSE・IB DPは2年一貫のため途中参入の時期制限が厳しい |

図: 小学校のうちは編入の扉が開いているが、G8/9に「壁」。壁の先(高校)は狭き門
「壁」の位置は学校ごとに公式明文化されている(2026年7月・各校公式で確認):
| 学校 | 英語力を問わない帯 | 壁の位置(ここから英語必須) |
|---|---|---|
| CIS | K(流暢さ不要)〜G5(学年相当が望ましい+低学年向けサポートあり) | G9〜12はほぼ流暢・サポートなし |
| CAJ | K〜G5は学年水準から2学年以内でOK | G6-8は1学年以内 → G9〜12は学年水準必須 |
| マルバーン | Pre-Prepは英語ほぼゼロ可・Prep1-3は最小限でも検討 | Prep4以上は英語の読み書き・会話の評価必須 |
| YIS | ELC〜小学校は英語力不問 | Middle Schoolからアカデミック英語が必要 |
| サンモール | G1〜G8は英語力必須でない+EALあり | G10以上はアカデミック英語必須 |
| コロンビア | K1・G1・G7・G10の新規出願は英語力不問 | 上記以外の学年は面接+成績表で審査 |
| KIST | — | G8以上で言語サポートが必要と判定されると不合格。G10は原則5/31まで・G11以降は同一カリキュラム転入のみ |
| Aoba-Japan | K〜G1は英語ほぼゼロ可(少数枠) | EALはG1〜G9。G9以降はEALなしで履修できる英語力必須 |
| ASIJ | — | 言語サポートはG1〜8(+都内在住家庭の年度途中編入は不可) |
「小学校段階なら子の英語力を問わない」と公式に示す学校だけを集めた逆引きは → 英語ゼロから小学校で入れるK-12インター(9校・親の英語要件の有無つき)
EAL(英語補習)の正しい理解
- EALは「英語ゼロの子を入れる制度」ではなく、**「基礎はあるが学年レベルに届かない子を伸ばす制度」**という位置づけの学校が多い
- EAL枠は学年ごとに人数制限があり、クラスの言語バランスで受け入れ可否が変わる(Aoba公式)
- 日本人と駐在家庭でEALの扱いを分ける学校がある:TISは「EALサポートが必要な日本人生徒は受け入れない」と公式FAQに明記(日本人には他の就学選択肢があるため、という理由)
- 例外的に寛容なのは:Aoba-Japan(英語ほぼゼロも家庭が支えられる場合に少数受け入れ・G8まで)、Horizon(初等部は英語ゼロから可・EAL費 年30〜50万円)、CTIS(「入学時に英語が流暢でなくてよい・親の英語力も不要」と公式FAQ・確度中)、GIIS(ELPP等の非英語話者プログラムを無償提供)
- 「順番待ち」ではない学校がある:TIS・YIS・サンモールは満席時に先着順のウェイトリストではなく「wait pool(学校にマッチする生徒から選抜)」方式。早く並べば入れるわけではない——出願書類の質がそのまま効く
年度途中の編入はできる?
| 受付方式 | 学校 |
|---|---|
| 通年ローリング(空席次第) | KIST・TIS・CIS・Aoba-Japan・Horizon・GIIS・CTIS・サンモール・マルバーン(Phase制の段階選考)・CAJ |
| 学期単位 | コロンビア(毎学期受け入れ・公式)・Rugby(1月・4月の学期始め) |
| 制約あり | ASIJ(都内在住家庭の年度途中編入は不可・新規来日のみ)・西町(当該年度分は4月上旬まで)・YIS(日本在住者は原則8月入学・特別事情は校長裁量) |
| 満席前提 | BST(ほとんどの学年が通常満席・空き照会はメールで直接) |
高校からインターに入る場合の特有の論点
- 就学義務の問題がない:義務教育は中学まで。高校段階は就学義務の制約なしにインターを選べます(逆に小・中は一条校でないインター通学は就学義務の履行にならない——文科省公式見解)
- 卒業資格・大学受験資格の確認が生命線:多くのインターは卒業しても法的な「高卒」になりません。大学入学資格が得られるルートは ①WASC・CIS・NEASC等の認定校で12年課程修了 ②IB DP/A-Level等の取得 ③高卒認定試験 など
- 要求英語力は最も高い:高校段階はEALがほぼなく、ほぼネイティブ級(CIS公式「near fluent」)が前提
- カリキュラム接続:IGCSE(G9-10)/IB DP(G11-12)の途中参入は、科目選択の一致が条件になることが多い
英語力の証明はなにが要る?
- 基本は学校が課す独自テスト:CISはMAPテスト(英語・数学)+エッセイ+家族面接、KISTは英語4技能+数学テスト+面接(G4以上)、西町はG1-9で英語4技能+数学の学年相応習熟度
- WIDA(MODEL)は入学選考というより在校生のEAL習熟度測定に使われるのが実態(西町・Aobaで確認)
- 英検等の外部資格の公式な換算基準を公表している学校は確認できず。「小学生=英検3級〜、高校=準1級〜」といった目安はすべて**塾・情報サイトの経験則(非公式)**として扱ってください
まとめ:途中からの現実解
- 小学校低学年までなら選択肢が広い。英語ゼロならAoba・Horizon・CTIS・コロンビア(G1)・マルバーン(Prep3まで)あたりが起点 → 9校の逆引き一覧
- 中学からは「すでに英語ができる」ことが前提。国内の小学校時代に英語力をどう作るかが勝負
- 高校からは就学義務の心配がない分、飛び込みやすい——ただし英語力と卒業資格(認定・IB/A-Level)の2点は必ず確認
- 学校ごとの編入メモは 小・中・高のインター一覧 の各カードに載せています
📚 出典・参考リンク(公式)
⚠️ 情報は2026年7月時点のWeb調査に基づく目安です。学費・空き状況・説明会日程・入学要件は必ず各校の公式サイト・窓口で最新情報をご確認ください。

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